AIマーケター育成コンテンツ 構成案

チーム確認用 初稿
作成日2026-03-29
価格帯19.8万(税抜)
形式動画(まずテキストで固める)
ターゲット月5-10万 → 月20-30万

CONCEPT

教科書のマーケティング用語ではなく、
クライアントの前に座った時に何を考え、何を聞き、どう設計するか
タイトル案:「クライアントワーク・マーケティング」(仮)

全体構成(8章)

各章30-45分の動画 x 8本 = 合計4-6時間
1
マーケティングの「自分たちの定義」
教科書の定義はいらない。現場で使う定義だけを叩き込む。

内容

  • マーケティングとは「売れる仕組みを作ること」ではない。「買いたくなる流れを設計すること」
  • ビジネスの4段階
    • 集客 = リストを集めること(フォロワーではない)
    • 教育 = 「あなたから買いたい」に変えること
    • 販売 = 背中を押すこと(売り込みではない)
    • サポート = リピートと紹介を生む仕組み
  • 「何でもできます」は何もできないのと同じ
    • 自分の武器を1つ決める(広告/LP/LINE/SNS/動画)
    • その1つを軸にクライアントワークを広げていく
到達点
マーケティングの全体像を「4段階」で語れるようになる
2
クライアントに会う前に考えること
会う前の準備で、提案の質の8割が決まる。

内容

  • 「何屋さんなのか」を30秒で掴む訓練
    • ビジネスモデルの分類(toC講座 / toC物販 / toB / 店舗)
    • 分類ごとに「見るべきポイント」が変わる
  • 相手の「現在地」を事前に読む
    • HPを見る → USPが書けているか、ターゲットが明確か
    • SNSを見る → 発信頻度、フォロワーの質、エンゲージメント
    • 広告を出しているか → 予算感、本気度、現在の集客手段
  • 「この人は今、何に困っているのか」の仮説を3つ立てる
    • 集客の問題 / 教育の問題 / 販売の問題 / そもそも商品の問題
  • 事前リサーチは15分でいい: HP → SNS → 競合2-3社
到達点
クライアントに会う前に「仮説」を持てるようになる
実務での使い方
案件例(BtoB / 店舗 / スクール等)で事前リサーチの実演。「この情報から何が読み取れるか」の問いかけ形式。
3
ヒアリングの考え方 ── 何を聞くか、なぜ聞くか
ヒアリングは「質問リストを読み上げる」ことではない。「この情報がないと設計できない」から聞く。

ヒアリングで必ず押さえる7項目

誰に売っているのか(ターゲット)
「今のお客さんはどんな人が多いですか?」
→ わからないと広告の設計ができない
何を売っているのか(商品/サービスの本質)
「お客さんは何が変わりますか?」
→ わからないと訴求軸が作れない
いくらで売っているのか(価格帯と根拠)
「この価格はどう決めましたか?」
→ わからないとファネルの深さが決まらない
今どうやって集客しているのか(現在の導線)
「今のお客さんはどこから来ていますか?」
→ わからないと改善か新規かの判断ができない
今一番困っていることは何か(課題の自覚)
「一番なんとかしたいことは?」
→ わからないと提案の切り口が決まらない
理想の状態は何か(ゴールイメージ)
「半年後、どうなっていたら最高ですか?」
→ わからないとKPIが設定できない
過去に試したことは何か(失敗の履歴)
「以前やってみてダメだったことはありますか?」
→ わからないと同じ轍を踏む

聞いたことから何を判断するか

  • 価格が5万円以下 → ファネルは短くていい(LP直結型)
  • 価格が30万円以上 → ファネルは深くしないと売れない(教育段階が必須)
  • 既にリストがある → まずリストに売る方が先(広告は後)
  • 商品がまだ固まっていない → 広告は回す段階ではない(率直に伝える)

ヒアリング中にやってはいけないこと

  • 自分の実績を語りすぎる
  • 「こうすべきです」と即答する(持ち帰って設計する)
  • 聞きながら頭の中で見積もりを作る
到達点
7項目を聞けば、帰り道に「この案件はこういう設計だな」と見えるようになる
4
市場とターゲットの「見方」
リサーチとは「調べること」ではない。「判断材料を集めること」。

市場を見るとは何か

  • 「この商品を欲しがっている人はどこにいるか」を確認する作業
  • 見るべきは市場規模ではなく「競合の出し方」
  • 競合のLPを3つ見れば、業界の「当たり前」がわかる
  • 当たり前がわかれば、「ここが違う」が見える → それがUSPの種

競合分析の実務(15分でやる方法)

  • Google検索で上位3社のLPを開く
  • 見るポイントは3つだけ
    • (1) 誰に言っているか
    • (2) 何を約束しているか
    • (3) いくらか
  • この3つを表にする → クライアントのポジションが浮かぶ

ターゲットの考え方

  • 「30代女性」では広すぎて何も決まらない
  • 「34歳、看護師、シングルマザー、転職を考えているが資格を取る時間がない」まで落とす
  • なぜここまで落とすか → 広告のコピーが書けるようになるから
  • ペルソナは「仮説」→ クライアントに「こういう人が多いですか?」と確認する
  • 判断基準:「この人にとって、今ある選択肢より良い理由があるか?」YESなら攻める
到達点
競合3社のLPを見て「この市場ではここが空いている」と言えるようになる
5
コンセプトと訴求軸の作り方
コンセプトとは「なぜあなたから買うのか」を一言にしたもの。

コンセプトの作り方(3ステップ)

  • 1. クライアントの商品で「お客さんの何が変わるのか」を明確にする(結果の定義)
  • 2. 競合と比べて「なぜこの方法なのか」を説明できるようにする(手段の差別化)
  • 3. この2つを1文にまとめる → これがコンセプト

実例で見るコンセプト設計

片付け会社
「処分屋」ではなく
「資産再構築プロジェクト」
カテゴリの再定義
確定申告サポート
「代行」ではなく
「やりながら教える側になれる」
価値の転換
物販スクール
「稼げるようになる」ではなく
「仕組みを切り替える」
行動ハードルを下げる
コーチング
「スキルを足す」ではなく
「自分を扱えるようになる」
問題の再定義

訴求軸の優先順位

  • 訴求軸は3つまで(それ以上はぼやける)
  • 優先順位の基準
    • (1) 競合が言っていないこと
    • (2) ターゲットが一番痛いこと
    • (3) 証明できること
  • 3つ決めたら、全ての制作物(LP/広告/LINE)でこの順番を守る

やってはいけないコンセプト

  • 「業界最安値」→ 価格競争に巻き込まれる
  • 「お客様満足度No.1」→ 差別化にならない
  • 「あなたの人生を変える」→ 抽象的すぎて刺さらない
到達点
クライアントの商品を聞いて「こういうコンセプトはどうですか?」と提案できるようになる
6
ファネル設計 ── なぜ「いきなり売る」ではダメなのか
ファネルとは「信頼を積み上げる順番」のこと。

なぜファネルが必要なのか

  • 初対面の人にいきなり30万円の商品を買わせることはできない
  • 「知る → 興味を持つ → 信頼する → 欲しくなる → 買う」の順番がある
  • この順番を「仕組み」にしたものがファネル

4つの基本パターン

Pattern A
高単価 30万円以上
広告 → オプトLP → LINE → VSL動画 → セールスLP → 個別相談
Pattern B
中単価 10-30万円
広告 → LP → LINE → LINEシナリオ → 個別相談
Pattern C
低単価 10万円以下 / BtoB
広告 → LP → 直接問い合わせ
Pattern D
店舗型
広告 → SNSプロフィール → 来店

各ステップで「何を伝えるか」の設計

  • 広告: 問題提起だけ(解決策は言わない)
  • LP: 共感 + USPまで(具体的な方法論は出さない)
  • LINE/動画: 方法論の一部 + 実績 + 安心材料
  • セールス: カスタマイズされた提案 + クロージング
  • 各段階で「次を見たくなる理由」を作る(好奇心の設計)

よくある失敗パターン

  • LP1枚で全部説明しようとする → 読まれない
  • LINEに登録させたのに何も送らない → リスト腐り
  • 個別相談なしで高単価を売ろうとする → 成約率が極端に低い
到達点
クライアントの商品と価格を聞いた瞬間に「ファネルはこのパターンですね」と言えるようになる
7
提案と見積の組み立て方
提案は「やれること全部を並べる」ことではない。「この人に今必要なことだけ」を出す。

提案の温度感を見極める

  • 相談型(まだ検討中)→ 現状診断 + 方向性の提示だけ
  • 比較型(他社と比較中)→ 具体的な施策 + 差別化ポイント
  • 即決型(もう決めたい)→ スケジュールと金額を明確に

「この案件はやらない」という判断

  • 商品がまだ固まっていない → 広告を回す段階ではないと率直に伝える
  • 予算が現実的でない → できる範囲を提示するか、断る
  • 相性が悪い → 長期的に消耗する案件は避ける
  • 断ることで信頼が生まれることがある

見積の考え方

  • 初期費用を下げて月額で回収する設計(導入しやすくする)
  • 例: 初期30万+月額12万x3ヶ月=66万 vs 初期20万+月額12万x4ヶ月=68万(後者が入りやすい)
  • 広告費と運用費の比率: 広告費10-15万なら運用費10-12万が心理的に受け入れやすい
  • 「1件成約すればペイする」計算を見せる
到達点
ヒアリングから3日以内に提案書を出せるようになる
8
AIの使い方 ── マーケターとしてのAI活用
AIは「仕事を奪うもの」ではなく「レベルを上げるもの」。

AIを使うべき3つの場面

  • 1. リサーチの加速(競合分析・市場調査を15分で終わらせる)
  • 2. 制作の加速(LP台本・広告コピー・LINEシナリオの下書き)
  • 3. 分析の加速(広告データの整理・レポート作成)

任せていい仕事 / 任せてはいけない仕事

  • 任せていい: 情報収集、文章の下書き、データ整理、フォーマット変換
  • 任せてはいけない: コンセプト設計の最終判断、クライアント対応、価格設定
  • 「判断」は人間がやる。「作業」はAIにやらせる

AIの限界を知る

  • 「それっぽいもの」は作れるが「刺さるもの」は作れない
  • クライアントの温度感、業界の空気感、ターゲットの本音はAIにはわからない
  • だからマーケティングの考え方がある人間がAIを使うと最強になる
到達点
「AI使えます」ではなく「AIを使ってマーケティングができます」と言えるようになる

付録(検討中)

1
ヒアリングシートテンプレート
2
競合分析テンプレート(3社比較表)
3
提案書テンプレート
4
ファネル設計チェックリスト
5
訴求軸設計ワークシート

コンテンツの特徴(差別化ポイント)

01
用語ではなく「考え方」
3C分析の説明はしない。「競合3社のLPを見て何を読み取るか」を教える。USPの定義は教えない。「なぜあなたから買うのかを一言にする方法」を教える。
02
全て実案件ベース
教科書の例ではなく、実際にやった案件(匿名化)から考え方を抽出。「こういうクライアントが来て、こう聞いて、こう設計した」のリアル。
03
「やらない判断」も教える
全部受ける必要はない。断ることで信頼が生まれる。商品が固まっていない段階で広告を回しても無駄。率直に言う。
04
AI組み合わせ前提
全ての章で「ここはAIで加速できる」ポイントを示す。ただし「考え方」がないとAIの出力を判断できないことも伝える。

制作上の論点(チームで議論したい)

ネクストステップ

  1. この構成案を手古さん・くろくんに共有して方向性を確認
  2. フィードバックを反映して構成確定
  3. 第1章から順にテキスト原稿を作成(既存ナレッジ+案件データから抽出)
  4. テキスト原稿の確認後、動画化の方法を決定